The Days of Sweets and Roses

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フェルメール『画家のアトリエ』〜栄光のオランダ・フランドル絵画展

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長いタイトルですね(笑)覚え切れません・・・

なんと言っても、今が旬のフェルメールです。
「真珠の耳飾りの少女」の映画とタイアップして開かれているこの展覧会。

しかし、勘違いしてはいけません。
この展覧会に、「真珠の耳飾りの少女」は展示されていないのです。
え?勘違いじゃなくて、展示されてないほうがおかしい?

そう、そういうクレームが、美術館には殺到してるのだとか。

そこには、フェルメールという画家の特性が、関係してきます。
画家には、すごく多作な人と、実に寡作な人がいて、
たとえば、印象派の代表的な画家であるモネは、非常に多作な人で
有名な「睡蓮」だけでも、200もの作品を残しているとか。
何しろ、印象派は、実際にその場で、印象のままに絵を描くわけで
一枚にそんなに時間をかけていられないのです。
そんなわけで、モネは、午前中だけで、7〜8枚の絵を仕上げたと言われています。

それに比べ、このフェルメールは、現存する絵が、30枚と言う少なさ。
なので、一枚の絵の価値が、非常に貴重なわけです。
とりわけ、今回展示されている「画家のアトリエ」という作品は
フェルメールがことのほか愛し、死ぬまで手元に置いていた絵なのです。

フェルメールは、それ以外にも、その生涯が謎に包まれていて
世界中に多くのファンを持つ画家です。
たった一枚しか展示されないとわかっていても、その一枚のために
世界中の美術展を渡り歩く愛好家が、数多く存在するのだそうです。

そんな風に、人を惹きつけてやまない、フェルメールの魅力とは、どこにあるのでしょう。

フェルメールは、その時代としては、少し先駆的な絵を描く人だったようです。
もちろん、17世紀当時の古典的な画法はきちんと踏まえつつ、光を取り入れた構成に
その特徴があります。
彼の絵は、18世紀には、評価が下がり、忘れ去られようとしていたのですが
19世紀になって、再評価が進みます。
彼の絵を評価したのは、同じく「光」を重要視する印象派の画家たちでした。
そういった意味で、印象派と彼との間には、重要な関係があるのです。

この展覧会には、そのほかに、レンブラント、ルーベンスといった大画家の
日本では初公開の作品も多く見られます。
油彩でありながら、透明感のある、どこまでも繊細な表現に、ただただ陶酔できる
展覧会らしい展覧会だといえると思います。
(その前に、『オノ・ヨーコ展』を見たので、よけいにそう感じたのかも)

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東京都美術館。渋い外観です。入り口が地下というのもしぶい(笑)


東京都美術館
栄光のオランダ・フランドル絵画展詳細
「ひよこ日記・7月1日(木)晴れ 画家のアトリエ」
Date : 2004.07.01 Thursday
見たり・聴いたり(展覧会・アート)
edit

Comments

そうかそうか!

ぴぴさんの解説をよんでなんでフェルメールが気になっているかがわかりました。

印象派に好まれているわけですね(^^)
だいせい :: 2004/07/01 12:10 PM
だいせいさん

この長いコメントを読んでくださってありがとうございます(^^ゞポリポリ

そうそう、印象派が彼を再評価しなければ、そのまま

埋もれて、消えてしまったのかもしれないそうです。

お役に立てたようで、うれしいです(^^)

フェルメール、気になりますか?

7/4までですので、もし見に行かれる場合は、急いでくださいねー。
ぴぴ@管理人 :: 2004/07/01 02:10 PM
以前にもどこかで書いたような記憶があるのですが

僕もフェルメールが大好きです。

あの光と影の使い方は、実に自然な光を大切に

表現しているように計算されたものですよね。

―なんだか紛らわしい書き方ですね(笑)



僕も画を書いたりするときには、フェルメールの

画をお手本にしたりしています。

…って言うほどのものでもないですけど(笑)
パパ :: 2004/07/01 04:25 PM
パパさま

そうそう、パパの言うとおり

フェルメールは、光や色の効果をきちんと計算して

構築して描いた人なんだよね。



それは、実は印象派というよりは、ポスト印象派の

セザンヌやシーラと共通する部分でもあるそうです。



で、わたしは、セザンヌが好きなんですよ。

理屈ぬきで好きなんだけど、彼の絵について学んだら

ますます好きになりました。

またセザンヌの絵について、語る機会があれば、書きますね。



フェルメールの絵をお手本に、わたしも描いてみたよ〜〜

って、ひよこかいっ!!( ・_・)ノ☆(*_ _)ばしぃ!!
ぴぴ@管理人 :: 2004/07/01 07:30 PM
フェルメールは、レンブラントと並ぶオランダ絵画の代表的存在ですが、私は断然フェルメール派。

フェルメールの緻密さ(画鋲と紐(?)を使った遠近法(?))と客観的なところ(主観をはさんでいないようなところ?)が好きです。



ちなみにここの美術館のレストラン(?)は嫌いだ〜〜(笑)



#東京都現代美術館で「花と緑の物語展(7月17日〜)」始まりますね。
よんよんまる :: 2004/07/02 09:32 PM
よんちゃん

こんにちは。レス遅れてごめんなさい。

おなじみの、名古屋に帰っていました。

(そういえば、k氏は元気かしら?(懐)←こういう書き方も懐かしい?)



フェルメール、今回の展示会まで、ほとんど知らなかったのですが

すごくよかったので、好きな画家のひとりになりました。

今回はわたしは意外に、あまり有名でない画家の

小品に心惹かれるものが多かったです。



美術館のレストランは、ビミョウですね(笑)

博物館のレストランで、恐竜の卵コロッケを食べましたが

ものすごくイマイチでしたー( ̄ー ̄;



現代美術館の次の展覧会も楽しみですね(^^)



#帰省中、花博には行けませんでした。

 秋くらいにもう一度帰省できるとよいのですが・・・
ぴぴ@管理人 :: 2004/07/10 02:22 PM
ぴぴさん、お帰りなさい!

ご実家の名古屋はいかがでした?

名古屋はタワーが多くていいなあ(゜゜)☆O=(_ _)

http://www.higashiyamaskytower.jp/towermeguri/towermeguri.htm



恐竜の卵コロッケ。



ぴぴさんが食された(笑)のとは、別かもしれませんが、

去年の夏休み頃、国立科学博物館であったような。。。

(その時は、「モノつくり日本江戸大博覧会」というのを見に行ったのですが)

私は、残念ながら(?)食べてはいないのですが、

夏休み中でもあり、お子様向けの意味合いが強いのかなあと勝手に想像してました(笑)
よんよんまる :: 2004/07/11 07:28 PM
よんちゃん

たびたびのコメント、ありがとうですー

名古屋は、ものすごく・・・暑かったです(^^ゞポリポリ

タワーといえば、テレビ塔も東山タワーも登った事あるし、

今回、水族館と一緒に、名古屋港のポートビルにも登ったけど、

ツインタワーは、まだなのだったわ(ガーン)。





恐竜の卵については、ひよこ日記に書いてました(笑)

http://ch.kitaguni.tv/u/1216/%a4%d2%a4%e8%a4%b3%c6%fc%b5%ad/0000082094.html">5月11日(火)晴れ 「ひよこ、恐竜の卵を食べる」
ぴぴ@管理人 :: 2004/07/11 07:23 PM

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